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AVANTIギルドブログです ギルメンの皆さんジャンジャン活用して下さい☆
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※わたくしごとですが、作者が本日誕生日です。
一言声かけてあげると、調子にのって続き書きます(←

*****

Act 16 「賢者再び(あ、にぃちゃん。)」


突然ですが、本日の天気をお送りします。
本日はウルラ全域、晴天となるでしょう。但し、一部地域では吹雪く可能性があります。
バンホール方面にお出かけになる際は、凍らないように注意が必要です。

繰り返しお伝えします。本日はウルラ全域………。

「………。」
「………。」
「………。」

………と、まぁそんなわけで。
バンホールの中心部では今まさに、ブリザードが吹き荒れていた。

「あー………うん。元気だった?にぃちゃん。」
「………おかげさまで。魔王様に散っ々扱き使われてますよ。」
「は、はゎゎ………!」

そしてそのブリザードが、いつ劫火に変わってもおかしくない状況だ。
………山子のしてきた悪さが、この状況を形作っているわけだが。

「えーっと………なんでにぃちゃん、こんなとこにいんの?
今日も明日もこーちゃんに扱き使われると思ってたのに。」

「みぃちゃん迎えに行って来いって放り出されたんだよ。
………まぁ、もう出て行った後みたいだけどさ。」


つーか、大魔王様まで来てたってどーいうことだよ………。
ボソリとつぶやくグライブ。まぁ、それが当然の反応であろう。

「あ、じゃあ山子達行くね!にぃちゃん、お達者で~。」
「ぇ、ゃまちゃ?」
「………へー?俺にやったこと、全部なかったことにする気か………?」
「ぎくり。」

どうやら山子、自分がしたことの外道っぷりについて自覚はあるらしい。
なので、静かに怒っているグライヴをスルーしようとしたが………失敗した。

「………。」
「………。」
「………。」

そして再び、ブリザードの中で立ちすくむ3人。
………とりあえず、間に挟まれた二ィルに罪はない。

「………あ。ねぇちゃん、それ………?」
「へ?コレ?」

だがその途中、ふと何かに気づいたグライヴ。
その視線が注がれるのは、山子が所持する二振りの剣。

「あー、なんかよくわかんないけど、証の剣とかなんとか。」
「………碧の賢帝と、紅の暴君だろ。」
「え、知ってんの?」
「知ってるの何も、俺は………。いや、やめとこう。
つーか、マジでねぇちゃんが勇者だったのかよ。別のヤツだと信じたかったのに………。」

「ぐ、グラくん?」

ぶつぶつと何事かを呟き始めるグライヴ。
どうやら、山子や二ィルが目の前に居るのを忘れているようだ。
………傍から見ると、怪しい人である。

「………おーい、怪しい人になってるぞー。」
「あ、悪い………って、ねぇちゃんにだけは言われたくないんだけど。

全くである。まぁ、山子の場合は“怪しい人”ではなく“変態”だが。

「………正直、ねぇちゃん相手とかすっげぇ嫌だけど………。
でも、俺にだって一族の誇りっつーかまぁ、矜持はあるわけだし………。」

「?」
「………そうだよな。戦わない限り、世界は月の刻のままだ。
よし………。ねぇちゃん、悪いんだけどさ………。」

「ん?」

そうしてグライヴは、覚悟を決めて口を開いた。

「俺と一緒に、ウルラの最果てに来て欲しい。」
「………へ?」

―――ウルラの最果て、即ちシドスネッター。
そこは奇しくも、山子たちが目指そうとしていた土地その場所だった。

「一緒にも何も、山子たち其処行くつもりだったんだけど。」
「え。………なんでって、聞いてもいいか?」
「や、この剣を引っこ抜いて、勇者とはなんぞやーて聞いたのね。
そしたら、シドスネッター行けば詳しく分かるからって言われたもんで。」

「………聞いたって、誰に?」
「綾徒っつー謎の情報屋のにーちゃん。」
「げ。あの人か………。」

山子が綾徒の名を告げた瞬間、納得がいったと言わんばかりの表情を浮かべたグライヴ。
………まぁ、深くは語るまい。

「てゆーかさ。一緒に行くのはこの際構わないんだけどさ。」
「あ?なんだよ?」
「こーちゃんのとこ、帰らなくていいの?
って言うか寧ろ、帰らないとにぃちゃんの今後の進退が非常に危険な気がするヨ?」

「ああ………それなら実は大丈夫だったりするんだな、コレが。」
「へ?ナンデ?」


×××××


過去回想。イメンマハ、魔王城での一コマ。

「グラくん、ちょっと仕事お願いしたいんだけど。」
「えちょ、発電とか倉庫整理とかあるのにまた追加っスか!?」
「いいよ、それは全部やらなくて。他の人に任せられるし。
その代わり、ちょっとバンホまで行って、みぃちゃん迎えに行ってきて。」

「え、みぃちゃん?」
「そ。ああ、もし入れ違いだったらそれはそれで仕方ないから良いよ。
んで、もしいなかったらそのまましばらく帰って来なくていいから。」

「………え?マジで?」
「大マジ。ちょっと事情が変わってね、居られると寧ろ邪魔。
だから仮にみぃちゃんが居ても、送り届けたらすぐ出かけて良いよ。」

「………その言葉、一語一句訂正はないですよね?」
「ない。と言うわけで、行って来い!」
「おう!!」

回想終了。


×××××

「………と、こんな感じ。」
「ほうほう。つまり、にぃちゃんはこーちゃんに捨てられたと。」
それだったらどんなに良かったことか………。
「ぐ、グラ君しっかりっ!?」

ははは、と遠い目をするグライヴ。………哀れだ。哀れ過ぎる。

「………まぁ、そういうわけだから俺は只今休暇中。
つーわけで、俺が何処に行ってもお咎めは全くない。」

「良かったな、にぃちゃん。」
「………休み明けのことを考えると、今から憂鬱だけどな。」

………とりあえず、つい先ほどまで吹雪いていたブリザードはどこへやら。
ほのぼのと談笑する3人。そして、ある程度話を終えたところで。

「よっし………。んじゃ、出発するとしますか!
―――目指すはウルラの最果て、シドスネッター!」



―――シドスネッターへ向けて、3人は旅立った。




Next Story...Act 16.5 「Interlude 2」


×××××

*嘘か本当か明言出来ない次章予告 Part2*


シドスネッターを目指す一行は途中、ダンバに立ち寄った。
そこで知った武道大会開催の知らせ。とある事情で、それに参加することとなり

「優勝しないと、山子の人生がっ………!!」
「………自業自得だけどな。」
「ぅん、そぅだね………。」

どうやら、また山子が何かをやらかしたらしい。
そうして始まった大会の最中、二ィルは過去と再会する―――

「ど、どぅしてラドがここに………?」
「………どうしても何も、オレの仕事は知ってるだろ?」

順調に勝ち上がっていく山子たち。
そして遂に訪れた、決勝の舞台。そこで対峙するのは―――

「手加減しねぇぞ、ねぇちゃん!」
「望むところだ、にぃちゃん!!」

―――栄光の杯は、果たしてどちらが手にするのか―――


次章、「激突!ダンバートン!」
山子の人生を賭けたこの戦い、生半可では勝ち抜けねぇぜ!!






「………っていうか、山子の人生ドウナルノ?」

それは読んでのお楽しみ。
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HappyBirthDay!!
ぉめでとぅこぅちゃん!!

直接言いたかったけどごめんね(´・ω・`)


こぅちゃんのお話毎回楽しみにしてるぉっぉ(^ω^)

近々時間ができたらマンガ化しょぅヵなーっ
とヵ考えてる!!

また続きを楽しみにしてるね☆
ニィル 2010/08/14(Sat)12:10:50 編集
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