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復活しました。新PCが前と比較できない程ハイスペックです。
………むしろ処理速度が速すぎて逆についていけん………。

*****

Act 11 「目的達成………したらダメ?」


ダメです。(キッパリ)
………いかん、タイトルに突っ込んでしまった。反省反省………。

「ま、まってにぃるちゃ………ん?」
「………。」

ようやく二ィルに追い着いた山子が見たのは、一人の少女が謳う姿。
………そしてその姿を見た瞬間、頭の中で花が咲いた。

「………み、みしあちゃんだ………。」
「Rrha ki ra biron wael wasaa
   (喜びの祭は続きます)
Rrha kira chs hymmnos mea
   (私は謳になります)」


―――遠くもない昔、酒場で見た手配写真に写ったその姿。
それが今、目の前に、本物が居る。
しかも詩を謳うという、ある種の神聖な姿で。

「いざ、みしあちゃんげっとの旅に!!」
「………って、ダメゃまちゃー!」
「って、のぉーっ!?

飛び出そうとする山子を止める為、腕を掴む二ィル。
すると当然の如く、山子は止まるが………勢いあまって、後ろに倒れた。
………あ、こりゃ頭打ったな。あー、痛そう。

「あだだだ………。」
「ご、ごめんなさぃゃまちゃ。まさか転ぶとは思わなくて………。
で、でもでも!今出て行っちゃダメなの!
今出て行ったら、100%間違ぃなく巻き込まれちゃぅ!」

「まきこまれる………?」
「う、うん。」

と、その時。

「Rrha kira enne sos yor
   (貴方のために祈ります)
Was yea ra chs hymmnos,la glasden yehah
   (謳になる、それこそが私の最高の幸せ!)

Rrha ki ra parge_HYMMNOS/1x01 anw SOL=MARTA>A2.


詩が終わり、―――世界が爆ぜた。

「………あ、アレ何ッスかにぃるさんや。」
「………“ソルフェージュ”。分かりやすく言うと、“神降ろし”の詩。
神様………ようするに強い力を瞬間的に身に宿して、全部どーん!てするの。」

おおう………。

二ィルの説明を聞き、そして再びmishiaの方を見る山子。
………mishiaを取り囲んでいた数名は、ものの見事に吹っ飛んでいる。
先程、二ィルに止められずに飛び出していたら………自分もその仲間入りをしていた。

「………ぐ、ぐっじょぶにぃるちゃん。
山子、丸焦げぶっ飛び人間にならなくてすっごく嬉しいぜ………。」

「………うん、分かってくれてボクも嬉しい。」

しみじみと、何だかホロリときそうな雰囲気で話す2人。
そしてそんな2人の存在を知らない、詩を紡いだ少女が―――

「………中立地帯で戦いを挑んで来るなんて………。
下っ端のしでかした罪を被るのは、上に立つ人達だって分かってないのかなー?」


………と、すがすがしいまでの笑顔でそう言い放った。

「うわああぁあ、やべぇみしあちゃんカッコええ………!」
「………ゃまちゃ………。」

で、それを聞いた2人………と言うか、山子の反応はこんな感じ。

「さってと!予定より遅くなっちゃった。
早くマハ行って、こーちゃんに例の話がどうなったのか聞かなきゃなー。」

「あっ………!」

mishiaの台詞にシビれて余韻に浸っている山子はこの際気にしないことにして。
バンホから立ち去ろうとしたmishiaを、二ィルは引き止めようとした。

―――でも、と。
引き止めようとして、二ィルは立ち止まった。
一体どうすればいいんだろう。………その名を呼ぶだけでは、立ち止まってはくれない。

ならば、己に出来ることは―――

「――――――ぅん、これしかなぃょね。

xA rre exali sarr wLYErm anw sphaela/.
   (眩しい陽光が世界を覆い満たした)
xA sorr aLYEuk zess l.l.n. anw aje harphe/.
   (瑞々しき朝の訪れを祝福するかの様に)
xA sorr aLYEuk zess y.y. Ahiew_ayulsa/.
   (長く凝った悲しみを癒すかの様に)」

「!」
「ほぇ、にぃるちゃん………?」

静寂に包まれたバンホールに、二ィルの歌声が響き渡る。
そうして二ィルは、謳いながらmishiaの前へと出て行き。

「………にーるっ………!」
「Xu rre rhaplanca hLYEmYAmArU enw raklya en yLYEzAtU,
   (千と一つの身に贖罪と希望を託し)
jLYEwAdejuy an arhou tes 1001 Impanta/.
   (ラブランカは謳い願う その涙溢るるままに)
………。
………みぃ、ちゃん。久しぶり、だね………。」

「………まさか、こんなところで会うとは思わなかったけど、ね。」

―――そして、2人の少女は遂に対峙した。
どうやら初対面ではなく、再会であるようだが………。
………この再会は、一体何をもたらすのだろうか。

「………てゆーか、山子置いてけぼり………。」

………そして、すっかり蚊帳の外の“一応”勇者の目的もどーなることやら。



Next Story...Act 12 「2人の少女(因果を謳う。)」


×××××

今回、本文中に用いた曲
「EXEC_SOL=FAGE/.」(エグゼグ・ソルフェージュ)
出典:アルトネリコ2、歌手:霜月 はるか

「METHOD_IMPLANTA/.」(メソッド・インプランタ)
出典:アルトネリコ2、歌手:志方 あきこ


尚、ソルフェージュの最後の歌詞に訳がついてないのは意図的に、です。
ゲームにしか関係のない言葉なので、RPGには必要ないかと。
………まぁ、それ言ったら基本的には全面的にアウトなんですが(←
でも一応書いておきます。最後のヒュムノスの訳は以下の通り。

「Rrha ki ra parge_HYMMNOS/1x01 anw SOL=MARTA>A2.」
(ヒュムノスをソルマルタ経由 アルファ二号体(フレリア)から切り離します)
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