AVANTIギルドブログです
ギルメンの皆さんジャンジャン活用して下さい☆
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
新PC接続のため、しばらく行方不明になります。
と言うわけで、RPGもしばらく休載です。
戻り次第再開しますので、気長にお待ちくださいませ。
*****
Act 10 「廃鉱(村の中へ。)」
綾徒に案内され、バンホに繋がるという廃鉱の入り口へやって来た2人。
ちなみに位置的にはラインアルトの最南端であ………え、何?
「ラインアルトって何処だよ」です、と………?
「ラインアルトはバンホを出て右手に行ったとこだよ!」
「ん?どしたにぃるちゃん?」
「ふぇ?ボク、何か言った?」
………閑話休題。今はそんなことはどうでもいいわけで。
「2人共。この廃鉱を進んでいけば、バリDの裏辺りに出られるぜ。」
「………ああ、うん。なんつーか、ボロボロ感がバリバリだね!」
「だろうな。何せ、最盛期は今から100年前だったらしいしなー。」
「………歴史のぁる廃鉱なんだね。」
「いや、廃鉱に歴史も何もないと思うが。………ま、いいか。
よし。それじゃ、行こう。道が悪いから、足元には気をつけて。」
そして3人は、廃鉱の中へと足を進めた………のだが。
「ふぁいあーぼーる撃っていい?これ全部燃やしていい?」
「だっ、ダメだょ!坑道の中の酸素が全部燃え尽きちゃぅ!!」
「まぁ、イラッとくる気持ちは分かるけどなー。」
カップラーメンがまだ出来ない、即ちまだ3分も経たぬ内に。
山子のフラストレーションは限界に達していた。
………まぁ、何があったのかと言えば。
廃鉱の中が、まさに『廃鉱』の如く蜘蛛の巣やら何やらで進みにくいという話だ。
「………そーいやさ、この廃鉱、どんだけ距離あんの?
聞きそびれてたけど、そこんとこどーなの綾徒君。」
「アルビDくらいだから心配ご無用。
まぁ、道に迷ったらダンバからティルコくらいの長さはあるだろうが。」
「な、長ぃね………;」
「まぁでも、道順は分かってるから問題ないさ。」
そうして、山子の愚痴をBGMに、順調に廃鉱を進んで行き。
中に進む度に息苦しくなっていく酸素が、再び軽いものに変わり始めた頃。
「………っと、此処だな。」
「ん?」
「どぅしたの?綾徒くん。」
分かれ道で、ふと綾徒が足を止めた。
「この道を左に行ったら道なり進んで、次の分かれ道を右。
それで2人の目的地である、バンホールのバリD辺りに出られる。」
「………綾徒くんは、そっちの右の道に行くの?」
「ああ。そもそもオレがこの廃鉱に入ったのも、目的があってな。
こっちの道の先に、ちょっと見ておきたいものがあるんだよ。」
「ほほう、お宝か。」
「違う、と言いたいところだが。ま、半分正解だ。
………とりあえずその件については、後ですぐ分かるさ。
それよりも、2人は先にバンホに用があるんだろ?行って来いよ。」
つい、と。
分かれ道の右の道を背にして、指で左の道を示す綾徒。
「んじゃ、また後で………かな。」
「おう。いってらっしゃい、がんばれよー。」
「ぅん!ぃこ、ゃまちゃ!」
「おうともよ!行こうぜにぃるちゃん!!」
そうして、2人は左の道へと消えていった。
「………さて、一体どんな状況になるか、見てみたいが………。
とりあえず、オレは先に“証の剣”を目にしておきますかね、っと。」
それを見送った綾徒も、右の道へと消えていった。
………んでもって、左の道へと進んでいった2人は。
「えーと。道なりに進んで、次の分かれ道を左だっけ?」
「右だょ、ゃまちゃ………。」
ようやく2人きりになれたので、イチャつきながらで道を歩いていた。
勿論、言うまでもなくどちらも“by山子”をつけておく。
「………ん?」
「?どぅしたの?」
そして間違えずに分かれ道を曲がったところで、山子がふと足を止めた。
「や、なんか歌っつーか………そんなのが聞こえるんだけど。」
「うた………?」
山子にそう言われ、耳を済ませてみる二ィル。
「ホントだ、聞こぇ………?!」
「え、ちょ、にぃるちゃん!?」
ハタリ、と。何かに気づいたように。
二ィルは次の瞬間、山子を置き去りに走り出した。
「ままま、待ってにぃるちゃん!山子を置いてかないでええぇぇ!!」
三拍ほど遅れて、山子も駆け出す。
「この声、この詩………!間違ぃなぃ、これはっ………!!」
しかし二ィルは、叫びながら後を追ってくる山子に気づかない。
エルフと人間と言う足の差もあるが、2人の距離は遠ざかるばかり。
「―ぁ、仰ぎ――空――」
そうして一人駆け抜けた二ィルは、廃鉱を後にして。
綾徒の言った通り、バリDの裏に出て―――
「―――Rrha kira chs hymmnos mea」
(私は謳になります)
「Rrha kira enne sos yor」
(貴方のために祈ります)
そこでようやく、駆け抜けたことで息苦しくなっていたことに気づき、深呼吸をする。
「………すぅ、はぁ。………―――っ!!」
バッ、と。
詩の主―――ヒュムノスを奏でている少女の顔を、確かめた。
「Was yea ra chs hymmnos,la glasden yehah」
(謳になる、それこそが私の最高の幸せ!)
「………みぃ、ちゃん………。」
そして、その主は。
―――二ィルがずっとずっと捜し求めた少女に、間違いはなかった。
Next Story...Act 11 「目的達成………したらダメ?」
×××××
今回、本文中に用いた曲は
「EXEC_SOL=FAGE/.」(エグゼグ・ソルフェージュ
出典:アルトネリコ2、歌手:霜月 はるか
EXEC_SOL=FAGE/.を聴いてみる(You Tube リンク)
と言うわけで、RPGもしばらく休載です。
戻り次第再開しますので、気長にお待ちくださいませ。
*****
Act 10 「廃鉱(村の中へ。)」
綾徒に案内され、バンホに繋がるという廃鉱の入り口へやって来た2人。
ちなみに位置的にはラインアルトの最南端であ………え、何?
「ラインアルトって何処だよ」です、と………?
「ラインアルトはバンホを出て右手に行ったとこだよ!」
「ん?どしたにぃるちゃん?」
「ふぇ?ボク、何か言った?」
………閑話休題。今はそんなことはどうでもいいわけで。
「2人共。この廃鉱を進んでいけば、バリDの裏辺りに出られるぜ。」
「………ああ、うん。なんつーか、ボロボロ感がバリバリだね!」
「だろうな。何せ、最盛期は今から100年前だったらしいしなー。」
「………歴史のぁる廃鉱なんだね。」
「いや、廃鉱に歴史も何もないと思うが。………ま、いいか。
よし。それじゃ、行こう。道が悪いから、足元には気をつけて。」
そして3人は、廃鉱の中へと足を進めた………のだが。
「ふぁいあーぼーる撃っていい?これ全部燃やしていい?」
「だっ、ダメだょ!坑道の中の酸素が全部燃え尽きちゃぅ!!」
「まぁ、イラッとくる気持ちは分かるけどなー。」
カップラーメンがまだ出来ない、即ちまだ3分も経たぬ内に。
山子のフラストレーションは限界に達していた。
………まぁ、何があったのかと言えば。
廃鉱の中が、まさに『廃鉱』の如く蜘蛛の巣やら何やらで進みにくいという話だ。
「………そーいやさ、この廃鉱、どんだけ距離あんの?
聞きそびれてたけど、そこんとこどーなの綾徒君。」
「アルビDくらいだから心配ご無用。
まぁ、道に迷ったらダンバからティルコくらいの長さはあるだろうが。」
「な、長ぃね………;」
「まぁでも、道順は分かってるから問題ないさ。」
そうして、山子の愚痴をBGMに、順調に廃鉱を進んで行き。
中に進む度に息苦しくなっていく酸素が、再び軽いものに変わり始めた頃。
「………っと、此処だな。」
「ん?」
「どぅしたの?綾徒くん。」
分かれ道で、ふと綾徒が足を止めた。
「この道を左に行ったら道なり進んで、次の分かれ道を右。
それで2人の目的地である、バンホールのバリD辺りに出られる。」
「………綾徒くんは、そっちの右の道に行くの?」
「ああ。そもそもオレがこの廃鉱に入ったのも、目的があってな。
こっちの道の先に、ちょっと見ておきたいものがあるんだよ。」
「ほほう、お宝か。」
「違う、と言いたいところだが。ま、半分正解だ。
………とりあえずその件については、後ですぐ分かるさ。
それよりも、2人は先にバンホに用があるんだろ?行って来いよ。」
つい、と。
分かれ道の右の道を背にして、指で左の道を示す綾徒。
「んじゃ、また後で………かな。」
「おう。いってらっしゃい、がんばれよー。」
「ぅん!ぃこ、ゃまちゃ!」
「おうともよ!行こうぜにぃるちゃん!!」
そうして、2人は左の道へと消えていった。
「………さて、一体どんな状況になるか、見てみたいが………。
とりあえず、オレは先に“証の剣”を目にしておきますかね、っと。」
それを見送った綾徒も、右の道へと消えていった。
………んでもって、左の道へと進んでいった2人は。
「えーと。道なりに進んで、次の分かれ道を左だっけ?」
「右だょ、ゃまちゃ………。」
ようやく2人きりになれたので、イチャつきながらで道を歩いていた。
勿論、言うまでもなくどちらも“by山子”をつけておく。
「………ん?」
「?どぅしたの?」
そして間違えずに分かれ道を曲がったところで、山子がふと足を止めた。
「や、なんか歌っつーか………そんなのが聞こえるんだけど。」
「うた………?」
山子にそう言われ、耳を済ませてみる二ィル。
「ホントだ、聞こぇ………?!」
「え、ちょ、にぃるちゃん!?」
ハタリ、と。何かに気づいたように。
二ィルは次の瞬間、山子を置き去りに走り出した。
「ままま、待ってにぃるちゃん!山子を置いてかないでええぇぇ!!」
三拍ほど遅れて、山子も駆け出す。
「この声、この詩………!間違ぃなぃ、これはっ………!!」
しかし二ィルは、叫びながら後を追ってくる山子に気づかない。
エルフと人間と言う足の差もあるが、2人の距離は遠ざかるばかり。
「―ぁ、仰ぎ――空――」
そうして一人駆け抜けた二ィルは、廃鉱を後にして。
綾徒の言った通り、バリDの裏に出て―――
「―――Rrha kira chs hymmnos mea」
(私は謳になります)
「Rrha kira enne sos yor」
(貴方のために祈ります)
そこでようやく、駆け抜けたことで息苦しくなっていたことに気づき、深呼吸をする。
「………すぅ、はぁ。………―――っ!!」
バッ、と。
詩の主―――ヒュムノスを奏でている少女の顔を、確かめた。
「Was yea ra chs hymmnos,la glasden yehah」
(謳になる、それこそが私の最高の幸せ!)
「………みぃ、ちゃん………。」
そして、その主は。
―――二ィルがずっとずっと捜し求めた少女に、間違いはなかった。
Next Story...Act 11 「目的達成………したらダメ?」
×××××
今回、本文中に用いた曲は
「EXEC_SOL=FAGE/.」(エグゼグ・ソルフェージュ
出典:アルトネリコ2、歌手:霜月 はるか
EXEC_SOL=FAGE/.を聴いてみる(You Tube リンク)
PR
この記事にコメントする